· 

小学生の足ですか?

🔴小学生の足ですか?

 

息子が小学生の時。

市内の陸上クラブ(当時は小学生限定でした)に、6年時の1年間だけ所属していましたが、その時に、整形外科へ受診した際に言われた言葉です‥

 

県の全国小学生交流大会のリレーで、チームが勝ち抜き、8月に横浜で行われる全国大会に出場する為に、練習も一層頑張っていた時期に、「足が痛い」と言い出しまして‥

今思えば、チームメイトたちも、皆、あちこち怪我をしていました。

中には痛みを我慢してる選手もいたと思います。

 

子どもは、日常の遊びの中でも、擦り傷や切り傷はするものです。ジャングルジムから落下し、骨折‥なんて子も普通にいるとは思います‥

 

でも‥小学生が‥遊びや日常生活以外で、【肉離れ】や【腱炎】になるほど練習をするって‥どうなんでしょう。

 

たまたまうちの息子は、その時、肉離れにも腱炎にもなっておらず‥、足の疲労がたまっていただけにとどまりましたが‥。

チームメイトたちの殆どが、何らかの足の違和感を抱えていました。

 

子どもたちは、練習という口実がある中にでも、友だちと週に何回も会えることを楽しみにしていました‥(特にうちの子はそうでした😅)

子どもが喜ぶから‥、楽しいから‥、行きたがるから‥(或いは練習を嫌がっていたなら尚更)足に炎症があるまで練習することが良い事だったのでしょうか?

 

小学生は本来、たくさんの外遊びの経験や、たくさんのスポーツの体験から‥、たくさんの将来に必要な引き出しを作っていくものだそうです。

 

その時期に、強制的にたくさん走らせたり、陸上の物理的な事を無視した練習は弊害以外の何物でもないのかなと思います。

子どもが、陸上で肉離れをする理由の一つに、間違えた身体の使い方をしている可能性があるそうです。

地面を蹴って走ることも原因の一つかなと思います。

 

怪我はオーバーワークも原因になりますが‥

間違えた指導による、間違えた走り方も又、怪我やその後の伸び悩みの原因となります。

 

陸上の走り方の考え方は、昔と今とでは大きく変わっています。

子育てでもそうですが‥

私たちが子どもだった頃と、自分が子育てをした時‥、そして今現在とでは、大きく異なってきています。

 

例えば‥、私が子どもだった頃の昭和では(古っ笑笑)‥、【抱き癖】という言葉がありました。

赤ちゃんが【抱き癖】が着くので、泣いていても、直ぐに抱っこしてはいけないというのです😱

母子手帳から【日光浴】という文言が消され、【外気浴】となりました‥

トイレトレーニングも、私の母の世代では、時間を見てトイレに連れて行き、オムツを外す様に訓練させていました。

昔の子どもは、子どもの成長が未発達な段階でも、1歳半を過ぎたら強制的にオムツ外しをしていたせいか、オネショをする子どもが多かった気がします‥等々、まだまだ他にもたくさんあります。

 

子育てと同じように、陸上の指導も、新しい知識と理論を学ぶ必要があると思います。

小学生だからこそ、動きをいじってはいけないのです。

怪我をした時の処置も対処も間違えだらけで、子どもたちを指導する‥考えただけでも怖いです。

常に正しい知識を学ぶことを怠っては、人を指導する資格はないと思います。

小学生で日本一になった選手たちのその後に、思いを馳せて頂けたことはあるのでしょうか。

その後の選手たちを見てきただけに、憤りを覚えざるをえません。

 

小学生では、たとえ間違えた指導を受けたとしても、【結果】が出てしまいがちなので、間違いに気づくのが遅れてしまいます。特に身体の大きな子が、たくさん走って、たくさん練習すれば、間違えた走り方でも、【結果】は出てしまいます。

小学生で12秒台で走れたら‥、本人も親御様も、将来への夢も大きく膨らむことでしょう。

でも‥現実は‥、大学生になっても12秒台のままで終わってしまうことになりかねないのです‥。

何故なら‥、小学生の時に間違えた指導を受けてしまったから‥。小学生でつけてしまった癖は、その後、矯正するのは至難の技です‥。そして、間違えた走り方は、その後怪我を繰り返す事にもなるのです。

 

未来ある子どもたちに、陸上を長く続けてもらうために‥

正しい知識を持って、子どもたちに寄り添っていけたら‥

指導者とは、そうあるべきなのかなと思うのです‥。

 

【小学生の足ではないな】‥、かつて息子が病院で言われてしまったこと‥ある意味、警鐘だと思います。

 

ダイヤモンドの原石である、未来ある子どもたちを、大切に守っていきたいですね。